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2020.01.07
コラム
24金とインゴットの買取価格が違う理由
24金とインゴットは同じ純金ですが、買取価格に違いがあるのは何故でしょうか?
どうしてインゴットの方が高価になるのでしょうか?
そんな疑問に、大進洋行 昭和店 稲垣がお答え致します。
伊賀井
稲垣です!
実際は純度が違う!?
24金とインゴットはどちらも純金ですが、精密検査をすると純度が違います。
24金は99.9%が金(Gold)で形成されていますが、インゴットは更に純度が高く、99.99%が金(Gold)で形成されています。
伊賀井
厳密に言うと、日本では、ジュエリー用の金(Gold)は純度が99.9%でも”純金”と表示しても良いことになっていますが、インゴットは99.99%以上の純度でないと”純金”という表示はできません!
ジュエリー用の純金はコストが掛かる
ジュエリー用の純金(K24)にはインゴットとは別にコストが掛かります。
ズバリ、精錬にお金が掛かかります。
そもそも金(Gold)はジュエリーに使われているイメージが根強いですが、ほとんどの金(Gold)は工業用に使われています。
なので、元々ジュエリーに使われていた金(Gold)を工業用に流用しようとしたとき、精錬する費用が掛かってしまいます。
伊賀井
皆さんが持っているスマートフォンにも金(Gold)が使われていたりします!
インゴットはそのまま転売できる
これは地金屋さんのお話ですが、
インゴットは、インゴットで買取をした後に、そのままインゴットとして売ることができます。
しかし、K24は、ダイヤモンド等の宝飾品が外された状態だったり、ぐにゃぐにゃに変形している事が殆どなので、
K24の純金を沢山買い集めた後、インゴットに精錬して、インゴットとして販売しています。
なので、こういったケースでも精錬費がかかってしまいます。
伊賀井
こうした理由から、同じ純金でも買取金額が違うんです!
まとめ
- K24とインゴットでは純度が違うので、より純度の高いインゴットは高価である。
- インゴットには精錬費が掛からないが、K24には精錬費が掛かる。
伊賀井
いかがでしたでしょうか?
他にもインゴットに関するコラムを投稿していますので、良かったら見て下さいね!
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