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2017.10.08

鑑定士に聞いた買取の際によくある思い違いトップ4をご紹介!

みなさんは買取店を利用したことはありますか?

昔はあまり良いイメージを持たれなかった買取店も、最近では気軽に利用されています。

私自身もよく買取店を利用するのですが、たまたま対応してくれた鑑定士から、お客様によくある「思い違い」の話を聞かせてもらいました。

なるほど~と思いながら聞いていましたが、これは買取店を利用する際に知っておいて損はないと思いますので、よくあるお客様の思い違いをご紹介いたします!

「定価が高い=買取金額も高い」ではない

この思い違いが最も多いそうです。

正直鑑定士からしたら思い違いと思うかもしれませんが、素人からすると当然の考え方な気もします… 😯

では買取金額が高い条件とはなんぞやと聞いたところ、結局は「人気があるかどうか」がすべてだそうです。

要するに、人気が無ければいくら定価が高くても、買取金額は低くなるということですね。

また鑑定士いわく、一番困るのが毛皮と着物の買取だそうです。

毛皮や着物は100万円以上で購入している方が多く、なかなか買取金額とのギャップに納得される方が少ないのだとか。

「定価が高いからといって、必ずしも買取金額は高いわけではない」

これは肝に銘じておく必要がありそうですね 😐

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「 新品未使用」の定義の相違

悩む女性

「一度も使っていない=新品未使用」

誰しも素人なら、そう考えて当然ですよね!

でも買取業界では必ずしもそうじゃないそうです。

では一体、買取業界でいうところの「新品未使用」の条件って?

さっそく説明していきましょう。

①年式
年式とは、購入した時期のことです。

たとえ未使用だとしても、購入から年月が経つと、トレンドではなかったり、商品が劣化してしまいます。

基本的に新品未使用で通るのは製造から1~2年以内ですね。

ルイ・ヴィトン製品はさらに厳しく、製造から1年以内と決まっています。

買取店で「新品未使用です」と言いながら、購入してから何年もたった商品を出すのはやめておきましょう…(笑)

②付属品の有無

未使用でも、付属品が無ければ「新品」扱いはできません。

買取業界において、査定額を少しでもアップさせるためには、付属品がすべてそろっていることが条件です。

当然のことながら、「新品未使用」なら付属品は完品でなくてはなりません。

付属品は必ず取っておきましょうね♪

③未開封であること

「箱は空けちゃったけど、中身は未使用」という方がいるそうです。

新品未使用なのに開封済みの商品が、店頭に並んでいるとこをみたことがありますでしょうか?

絶対に箱は開けてはいけません。

特に電化製品は「開封済み」と「未開封」では、大きく買取金額が変わってしまうので、注意しましょう。

④保証書が無記名であること

これはおもに家電で注意すべきところですね。

家電量販店さんで商品を購入すると、保証書を発行してくれます。

絶対にやってはいけないことが、その保証書に記名してしまうことです。

記名してしまうと、購入した本人しか保証を受けられないので、新品未使用では取り扱えなくなるのです。

この「新品未使用の定義の相違」が結構あるそうです。

買取店でこれらの条件を含まない商品なのにも関わらず、「新品未使用なのに!」と言い張るのはやめておきましょう😅

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ダイヤモンドならすべて高いわけではない

ダイヤモンドは勝手に高いイメージですよね。

ダイヤが施されていれば、買取金額も高いはず!わかります、その気持ち。

私も鑑定士から話を聞くまでそう思っていました。

しかし!現実は少し違ったみたいです…。

◇ダイヤモンドでも高いものとそうでないものがある

◇一粒石のダイヤモンドでなければ高価買取は期待できない

この話はさすがに素人ではわかりませんよねぇ…。

この話を聞いて、私も早速ググってみましたが、本当の話みたいです。

では高いダイヤモンドってどんなものなのでしょうか?

①とにかく大きければ大きいほど高い

②とにかく綺麗で無色透明であればあるほど高い

③必ず一粒石であること

この条件をすべて満たしているダイヤモンドが高いそうです。

何か一つでも満たせていない条件があると、買取金額は下がるので、ダイヤモンドを売りに行く際は参考にしてみてくださいね♪

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商品ランクの見極め方が違う

これは特に素人目ではわからないですよね( ;´Д`)

そこまで状態は悪くないだろうと思って査定してもらっても、案外傷や汚れがあることが多いです。

やはりそこは鑑定士。

確かにランクを間違えたら会社の不利益になってしまいます。

本当はBランクなのに、間違えてAランクで買い取ってしまった!

なんてことになったら大変です。

だからこそじっくりと一つ一つの商品を丁寧に見ているんですね。

こちら側としては、少しでも高く買い取ってほしいという気持ちが、勝手に自分の中で商品ランクを良く見てしまっているのかもしれませんね(笑)

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まとめ

いかがでしたでしょうか??

鑑定士目線で考えると、私たちはこんなにも思い違いをしてしまっているんですね…。

少し恥ずかしくなってきました(笑)

相手はやはりプロです。

私たちの知らない買取事情をたくさん知っています。

買取の際は、素直な気持ちで話を聞いた方が、あなたの役に立つかもしれませんね!