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ルイヴィトンのアイテムを売りたい時、確認しておきたい4つのポイント
引用元:http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/products/neverfull-gm-monogram-007652
今回は、老若男女から幅広く愛される、ルイ・ヴィトン(LOUIS VITTON)を売りたい時、確認しておきたいポイントをお伝えします。
まずは、どんなブランドを売る際にも、事前に確認しておきたいことがあります。
それが
①人気ラインかどうか
②年式
③状態(付属品も揃っているか)
の3つ。
①の「人気ライン」と②の「年式」はブランドごとに異なりますが、
③の「状態」については、鑑定士はこんなところを見ています。
・角スレ
・持ち手の状態(特にヌメ革の変色)
・内部の汚れ
角スレ、持ち手については、誰でも確認しますが、忘れがちなのが「内部の汚れ」。
自分では「そんなに使ってないから…」と思うのですが、内部というのは実は汚れていることが多く、バッグだと「口紅やファンデーションなどの汚れ」「筆記用具の跡」、財布では「小銭入れの中の汚れ」などがあります。
見た目がキレイだからと思ってしまうと、予想外の結果になることもあるので、外はもちろん、中もしっかりと見ておきましょう。
では、ルイヴィトンの「人気ライン」と「年式」について、もう少し細かく説明します。
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1.これぞ「ヴィトン」の代名詞。モノグラム&ダミエは鉄板!
ヴィトンの人気は何をおいても「モノグラム」と「ダミエ」。
この2つは圧倒的な人気を誇りますが、比べるとするなら、若干ダミエの方が人気があります。
モノグラムは、ご存知「L」と「V」のロゴがデザインされたもの。
ダミエは日本の市松模様からヒントを得た柄で、ブラウンのツートンの「ダミエ」と、白とグレーの「ダミエ・アズール」の2種類があります。
売りたいアイテムが、モノグラムかダミエであれば、バッグでも財布でも何でも売れますが、
アイテム別に細かく見ると、トートバッグ「ネバーフル」はアズールの方が少し査定が高く、「ジッピーウォレット」だとダミエの方が人気。
小さめのボストンバッグ「スピーディー30」ではモノグラムが人気。
スピーディーは、状態が厳しいCランクでも、2、3万円の買取価格が付くこともあります。
ヴィトンの場合はこの2種類が絶大な人気を誇り、残念ながらその他のデザインは厳しいものがあります。
例えば同じモノグラムでも「ヴェルニ」「マカサー」「マルチカラー」がありますが、「ヴェルニ」は材質がエナメルなので、見た目は華やかなのですが、汚れが付きやすく取れにくく、使い勝手から見ても買い取りの面から見ても、マイナス要素が多め。
同じくモノグラムのメンズライン「マカサー」も、高価ラインであるもののあまり人気がなく、2003年に発表されて一時期流行した「マルチカラー」においては、現在製造していないほど。
また、ダミエと同じ市松模様で、カラーバリエがあるだけなんですが「ダミエ・アンフィニ」「ダミエ・グラフィット」も人気がありません。やはり定番がいいようですね。
90年代に一世を風靡した「エピ」も今は落ち着いています。
麦の穂をイメージしたデザインで、カラーバリエも豊富なのですが、ひと目見て「ヴィトン」とわからないことも理由かもしれません。
2.夏場に人気のデニム。高級ラインやコレクション、時計は期待薄。
このように、ヴィトンの人気は2つに大別されるのですが、そんな中、夏場に爆発的に売れるのが「モノグラム・デニム」。
モノグラムもダミエも茶色を基調としているので、夏場は少し重く感じるせいか、文字通りデニム素材のこのラインは、6月になる頃から驚くほど売れ行きが伸びます。
ですから、もし売るならこの時期がオススメです!
先ほども少し触れましたが、残念ながらヴィトンは高級なラインが少し弱い傾向にあります。
イベントで出されるような限定アイテムや、コレクションアイテムも思ったほどの査定は期待できません。
他のブランドと比べると「多くの人に愛される」からこそ、コレクターやマニアが少なく、価格が伸びないのかもしれません。
そんな背景もあり、ヴィトンでは10~20万円の価格帯バッグや財布が、一番売れ筋といえるでしょう。
さらに、時計も思ったほど価格が伸びません。
時計好きの人から見ると、機構がそこまで複雑ではなく、作りや性能よりもファッション性を重視しているため、あえてヴィトンを選ばないとか。
とはいえ、ベルトやキーホルダーなどの小物は人気です。
3.新しければ新しいほど、高価買取期待のヴィトン
ブランドの中には「アンティークほど価値がある」というものもあり、例えばシャネルには「ヴィンテージシャネル」というラインもあるほどですが、ヴィトンではそういうことはありません。
つまりヴィトンのアイテムは「新しければ新しいほど高く売れる」のひとことに尽きます。
その理由は、1年で出すアイテムが圧倒的に多いため、新しい=良いとされているからです。
そして、ヴィトンの査定を分ける製造年については、簡単に誰でも見ることができます。
例えば刻印が「MI3018」とある場合、
記号のMIが製造工場を表し(この場合はフランス)、
3018の、2番目・4番目が年数(この場合は2008年)、
1番目・3番目が週数(この場合は31週)を表わします。
このように、何週目という「週数」が記載されているので、2017年のアイテムだったとしても、1週目と50週目では、同じ状態であっても査定が異なってきます。
細かく刻んであるため、買取店を訪れる客の中には「何年の何週目がいい」と指定される人もいるそうです。
ただし、この見方は2007年からのもので、1990年~2006年までは、2番目・4番目が年数、1番目・3番目が「製造の月」を表していました。
遡ること80年代には、製造国の記号と製造年だけだったり、製造年プラス「何月」と記載されていた時代もあるので、気になる方はネットなどで検索してみてください。
これらの刻印は、製造年の判定だけでなく、コピー品かどうかを見抜く際のポイントにもなります!
例えば、工場の番号がありえない番号だったり、2007年以降に購入しているのに、トータルの桁数が6桁以上になっている場合は、コピーということが一目瞭然。
海外でのコピー品の中には、この6ケタの製造年ではなく、型番を打ってしまった粗悪品もあるので、注意が必要です。
ちなみに、工場番号が「DK」の場合はリペアをしたという記録になります。
4.「子ども」と呼ばれる付属品やカギの有無をチェック!
ブランドアイテムの査定には、付属品の有無も確認したいもの。
例えばショルダーストラップがないだけで、何十万も下がってしまうことも!
ヴィトンに多い付属品の一例としては、トートバッグ「ネヴァーフル」に付いてくる小さなバッグ。
買取店では「子ども」と呼ばれることもあるそう。
また、「スピーディー」などに付いている、カギ(南京錠)にも注意しましょう。
引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/auc-brandeal/
大きめのバッグや、旅行カバンに多いのが「ポワニエ」。
ポワニエはネームタグと間違われることもあるのですが、持ち手をまとめるものです。
下記写真の左がネームタグ、右がポワニエです。
引用元:https://www.smartauction.jp/
補足になりますが、新品以外であれば箱の有無で査定が変わることはありません。
5.まとめ
以上、ヴィトンのアイテムを売る時に気をつけたいことをお伝えしてきましたが、確認しておきたいポイントは次の4つ。
①「モノグラム」「ダミエ」が圧倒的人気で、ほかは期待薄。ただし、夏場にはデニム素材が売れ筋に。
②小物は人気だが、高級ラインや限定ライン、時計は意外にも不人気。
③新しければ新しいほど査定が期待できるので、製造年をチェック!
④付属のカバンやカギ、ネームタグなどの付属品にも注意を。
角スレや持ち手の変色といった「状態」はいうまでもありませんが、これらを理解したうえで持っていくことをオススメします。
事前に気になることがあれば、自分の持っているバッグがいくらで売れるか、買取専門サイトやオークションサイトで価格を調べてみるのもいいかもしれません。
その場合は、販売価格の6~7割程度が、買い取ってもらえる金額だと考えるといいでしょう。
※引用元の記載がないものは、すべてhttp://louisvuitton-navi.jp/index.html