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高価買取が期待できるジュエリーブランドを一挙大公開!
皆さんは「世界五大ジュエラー」をご存知ですか?
名前のとおり、世界的に歴史も人気もあるジュエリーブランドです。
それが以下の5つ。
・HARRY WINSTON(ハリー・ウィンストン)
・Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)
・Cartier(カルティエ)
・Tiffany & Co.(ティファニー)
・BVLGARI(ブルガリ)
この5つのジュエリーブランドは、当然高価買取が期待できますが、実は、期待できるケースと、そうでないケースがあります。
最初に種明かしをしてしまうと……。
前者2つ(ハリー・ウィンストン/ヴァン クリーフ&アーペル)は、どんなアイテムでも高価買取が期待できます。
しかし後者3つ(カルティエ/ティファニー/ブルガリ)は、アイテムによって差があり、中には数百円という査定になってしまうものも。
では、ブランドごとに、もう少し細かく説明していきましょう。
●どんなアイテムも高価買取!ハリー・ウィンストン/ヴァン クリーフ&アーペル
『ハリー・ウィンストン』は、ダイヤモンドへの並々ならぬこだわりを持ち、「宝石に合わせてデザインを決める」と言われているほど。
ダイヤモンドだけでなく、ほかの宝石も世界最高級のものを追求し、世界中のセレブや王侯貴族、ハリウッド女優からも愛されています。
一方『ヴァン クリーフ&アーペル』は、高いデザイン性を誇り、中でも、花をモチーフにした『アルハンブラ』が人気アイテムです。
このブランドの特色は、高級な石が付いていなくても、値段が高いこと。
オニキス、シェル、ラピスラズリ、珊瑚といったカジュアルな石を使っていても、そのデザイン性の高さと、ブランドイメージから、高価買取が期待できます。
この2つに共通しているのは、もともとの値段が高価なのももちろんですが、「アイテムを見ただけで、ブランドが一目瞭然」ということ。
誰が見ても「高級ジュエリーを身につけている」とわかることは、多くの人から評価を得る、大切な要素だと言えます。
このように、五大ジュエラーの中でも『ハリー・ウィンストン』はダイヤモンドの品質で、『ヴァン クリーフ&アーペル』は高いデザイン性で、ダントツに買取価格が高いです。
●ティファニーの人気アイテムは『バイザヤード』&『ビクトリア』
『ティファニー』は、もともとシルバーを作っていたブランドです。
特徴は、何百を誇る全ての商品に対して、ほぼ名前が付いていること。
世界各国のジュエリーブランドを見ても、商品すべてに名前が付いているというブランドはあまりありません。
これは、アイテムを「商品」ではなく「作品」と捉え、デザイナーに対して敬意を払う、ブランドコンセプトの表れだと思います。
さて、そんなティファニーで高価買取が期待できるのが「バイザヤード」。
最初のアイテムが誕生したのはなんと40年も前!
ごくごくシンプルな一粒石のネックレスは、どんな洋服にも合わせやすく、それでいてさり気なく、また上品な雰囲気をも醸し出します。
もう一つの人気が「ビクトリア」。
さまざまなカットを施したダイヤモンドを組み合わせ、どこからも輝きを見せる、華やかでキュートなアイテムです。
残念ながら、高価買取が期待できないのが、80~90年代に一世を風靡した「オープンハート」。
とにかく流通量が半端なく多いので買取価格が安くなり、特に素材がシルバーの場合は、買取価格が100円から500円になってしまいます。
●カルティエのダントツは『パンテール』だが『ラブブレス』の人気も復活中
『カルティエ』は「強い女性」をブランドテーマに掲げており、これを表現したアイテムは、高価買取が期待できます。
その代表格が、木を登る豹をモチーフにした『パンテール』。
しなやかで強い女性を象徴するとともに「宝石界に爪跡を残す」という意味を持ち、成功を目指す女性から絶大な人気を誇ります。
定価は500万円前後に対し、買取は300万円前後。
上記のアイテムは主に海外のセレブからの需要が高く、日本ではあまり見かけないかもしれません。
さて、カルティエと言えば、90年代に人気を博した『ラブリング』。
こちら、現在人気は落ち着いており、ダイヤモンドなどの石が付いていて、かつ最近のものである場合のみ、高価買取が期待できます。
その理由は、サイズがあるということ。
これはカルティエに限らず言えることなのですが、同じブランドやシリーズでも、サイズのないネックレスやピアスは価格が安定しています。
ラブリングの査定が思ったより低いのはこのような理由もあり、同じカルティエでもサイズのない『ラブブレス』は、まだ期待できます。
価格も、一時期は30万円の定価が12、3万円まで下がりましたが、最近は元に戻りつつあります。
そして、ティファニーの『バイザヤード』と同じく、一粒ダイヤが特徴の『ディアマンレジェ』も人気です。
余談ですが、カルティエの時計には、根強い人気があります。
数あるジュエリーブランドの中でも、独自の時計工房を持っているのは珍しく、時計への、並々ならぬこだわりを感じさせます。
デザイン性はもちろん、精工で壊れにくく、高価買取が期待できます。
●人気を博したアイテムが多い『ブルガリ』は正直厳しい状態。
『ブルガリ』は、ギリシア系イタリア人のデザイナーが礎を築き、デザインに対して非常に強いこだわりを持っています。
例えば人気リングの『B01』はコロッセオを、『バレンテシ』はイタリアの古い町並みの石畳をモチーフにするなど、
デザイナーのテーマが濃くでていることが、大きな特徴です。
現在も、ブルガリは新しいラインを出すというより個性を踏襲しながら、さらに近代化するアイテムを多く生み出しているブランドだといえます。
しかし、残念ながら査定にはあまり期待ができません。
一時期多くの数が出てしまったので、希少価値が下がってしまうのです。
例えば『ブルガリブルガリ』や『B01』。
ダイヤモンドといった石が入っている場合は、査定は少しだけ高くなりますが、金属の重さだけの評価になってしまいます。
そのため、現状ではご自身で大切に身につけていることをおすすめします。
●日本で人気のあのブランドは高価買取できそう?
では、デパートの1階に店舗を構えている、日本のブランドはどうでしょう?
例えば『4℃』『スタージュエリー』『ヴァンドーム青山』などは、高価買取してもらえるのでしょうか?
こちらは正規店で新品を買った時には、それなりに高価になりますので、高く買い取ってもらえると思いがちですが、実は査定は低め。
例えば新品で5万円したとしても、買取は2、3000円程度なので、買う時と売るときに、かなりの落差があると見ておいたほうがいいでしょう。
理由は、前述の五大ブランドから比べると、金属や石の材質やクオリティが、どうしても落ちてしまうからでで、
中には、五大ブランドでは絶対に使わない材質を用いているアイテムもあります。
ですからこちらも、売るのではなく、ご自身で大切にされたほうがいいでしょう。
では『GUCCI』『CHANEL』『LOUIS VITTON』などはどうでしょう?
これらは、前述の五大ジュエリーが『ファインジュエリー』と言われるのに対し、『コスチュームジュエリー』と呼ばれています。※一部ファインジュエリー
ファインジュエリーは、ダイヤモンドや金、プラチナといった本物を使いますが、コスチュームジュエリーでは、ジルコニアやメッキを使っています。
これが大きく異なる点です。
そのため金やプラチナなど金属の相場の変動がなく、安定した価格で売ることができますし、見ただけでどのブランドかがわかることも、高価査定の理由になっています。
特にシャネルは時代に関わらず人気があり、常に高めの査定が期待できます。
ただし、人気が高い分コピー商品も多いので、注意が必要です。
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●ブランドやアイテムを考慮して売るor持っておくのチョイスを!
さて、高価買取が期待できるジュエリーブランドを見てきましたが、世界五大ジュエラーの中でも、ハリー・ウィンストンと、ヴァン クリーフ&アーペルはどんなアイテムでも高く、
その他のブランドは、アイテム次第で高価買取が期待できるとお伝えしてきました。
また、どのブランドでも、サイズ直しのあるリングより、ネックレスやピアスは、未使用でなくても高く売ることができることも、売る際に覚えておくといいと思います。
ブランドやアイテムによって、買取価格は大幅に変わり、時代や人気にも査定は変わってきます。
自分で持っていた方がいいのか、安くてもいいから買い取ってもらうのか、事前に予測を立てつつ、その時の新鮮な情報を入手して、賢くブランド品を買い取ってもらいましょう。