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メッキアクセサリーが買取出来ないと言われる理由
ネックレスや指輪を売りに行ったら、「これはメッキなので買取できません」と言われた経験はありませんか??
その時は、ただなんとくなく買取出来ないと言われて鵜呑みにしてしまう事が多いと思います。
結論から言うと、メッキアクセサリーは買取が出来ないのではありません。
そもそもメッキとはどういった物なのか?また、なぜ買取が出来ないと言われたのか?
今回はメッキ製品の買取事情を解説していきます。
メッキは薄い金膜を貼ったもの
メッキとは、アクセサリーなどを製作する材料に薄く金属を貼っているということです。
主に薄い金膜を貼ることが多く、それらを総称して「金メッキ」と呼びます。
アクセサリーや杯に多く使用されており、目にする機会も多いと思います。
よくカタカナで「メッキ」と称されているので外来語と思われがちですが、「めっき」とは「滅金(めっきん)」に由来した言葉なので、和製漢語ということになります。
買取が出来ないと言われる理由2つ
◆買取金額が安い
一応メッキ製品にも相場があり、最近では1グラム当たり0.2円で推移しています。
1グラム当たりの金相場が3500円程度と比較すると、雲泥の差ですね。
メッキ製品は先述した通り、ただ薄い金膜を貼っているだけなので一つの製品に含まれる金の量は非常に少ないです。
メッキ製品を大量に貯めておいて、精錬工場で金やプラチナを抽出する方法もあります。
しかい、あまり金やプラチナが含まれていな買った場合、ただの骨折り損になってしまうので、そこまでのリスクを負ってまで買取店はメッキ製品を買おうとは思いませんよね。
◆潰しがきかない
金やプラチナ製品の場合、溶かしてしまえば単純にお金に変わりますが、メッキ製品は溶かしてもお金になりません。
メッキ製品は鉄や真鍮、ニッケルなどで作られていることが多いのですが、それらは溶かしてもお金になりません。
金属としての価値が無いからです。
また、業者間のオークションに出品してもメッキ製品はほぼほぼ金額がつかないので、出品手数料がかかるだけです。
そのため、買い取っても再販が難しく、お金にならない物を好んで買い取る業者はありませんよね。
メッキ製品でも高価買取が期待できる物
しかし、メッキ製品でも高価買取が期待できる物があります。
それは、高級ブランドのメッキアクセサリーや小物類です。※下図参照
ネックレス | 指輪(リング) | ブレスレット |
バングル | キーホルダー | チャーム |
また、高級ブランドの中でも特に高価買取が期待できるブランドは、シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトンの3ブランドです。
この3ブランドの物なら、メッキであっても高価買取が期待できますので、ご安心を。
でもどうしてメッキでも高価買取できるのでしょうか?
中古市場では、「需要」と「買取金額」は比例します。
メッキ製品であっても、そこに需要があれば当然買取金額は高くなります。
やはり中古市場では「需要」と「供給」のバランスが重要ということですね。
まとめ
いかかでしたか?
買取店に持ち込もうとしている物がメッキ製品なら、ほとんどお金にならないと考えてください。
定価の金額を頭に入れたままだと、査定金額を聞いてショックをうけることもしばしば…。
是非参考にしてくださいね♪