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2019.12.05 コラム

偽物注意!CHANEL(シャネル)J12のコピーの見分け方

皆さんこんにちは。店長の伊賀井です。
今回は数あるコピー品の中でも、非常に出回りの多いシャネル「J12」の真贋について解説いたします。
モデルは違いますが、似通ったデザインの「H0680」と「H0939」で比較してみます。

1.まずは基本の正面から商品を確認する

まずは正面から正規品と偽物を見比べてみましょう。
あまり違和感は感じませんが、よく見ると正規品は文字全体がシャープなのに対し、偽物は若干太めです。
また、ベゼルの彫りも正規品はエッジがシャープですが、偽物はエッジが丸みを帯びています。
正面から見ると、偽物は全体的にボテっとした印象を受けます。

2.文字盤の「シャネル」ロゴを確認する

文字盤のロゴを拡大してまずは「E」の文字を見てください。
シャネルの「E」の横棒は上から中・小・大の長さになっています。
実はこの特徴、バッグや財布などにも共通しています。
正規品はその特徴をおさえていますが、偽物の「E」は横棒がほぼ同じ長さ。

また、偽物はロゴ自体のシャープさがなく、ベゼル同様に丸みを帯びています。
細かな印字は高い技術を要するので、こういった細かな部分で違いが出ます。

3.インダイヤルの形状を確認する

今回の比較対象として取り扱っているJ12の偽物にはクロノグラフ機能はありませんが、その周りのインサークルを見てください。
正規品のマス目は横長なのに対し、偽物は縦長で印字も太くなっています

さらにインデックスの「8」に注目してみてください。
正規品は「8」の形状が左右対称ですが、偽物は左右非対称です。
当然全体の印字も太くなっています。

4.カレンダーを確認する

シャネルのJ12のブラックセラミックのカレンダーの特徴として、
①背景は黒/ブラック
②数字は中心に向いている
③数字のバランスは正方形に近い
以上の3つを必ずおさえておきましょう。

今回の偽物は①と②の特徴は満たしていますが、③のバランスが異なっています。
正規品は正方形に近いバランスですが、偽物は縦長。
また、印字も薄く、見づらくなっています。

5.針の中心部を確認する

針の中心部を比較すると、正規品はしっかりと塗料で仕上げてあるのに対し、偽物は作業が雑なため、金属部分がむき出しになっています。
高級時計で、こういった中心部がむき出しになっていることはまず考えられません。
また、塗料の種類が違うので色味も異なります。

6.ケースを横から確認する

ケースを横から確認して、まずはベゼルの形状を確認しましょう。
正規品はベゼルの彫りが上下均等ですが、偽物は下部が長くバランスが均一ではありません。
竜頭のエッジも、正規品はシャープなのに対し、偽物は丸みを帯びています。
竜頭ガードの形状も異なっていますね。

7.バックルの刻印を確認する

画像だと少しわかりにくいのですが、バックルの刻印の彫り方が正規品と偽物では異なっています。
先述した「E」の横棒が偽物は同じ長さになっていますが、正規品は小・中・大。
また、偽物はレーザー刻印のため、彫り方が雑です。

まとめ

その他にも、正規品はマイナスネジを使用することや、裏蓋のネジ穴の位置など正規品と偽物では異なる部分があります。
しかし、ここ数年ではコピー品を製造する技術が発達し、我々鑑定士でも見抜くのに難しい場合があります。

高級時計は高度な技術力を持つ職人の手で作られています。
偽物を製造する業者はそこまでの技術力は持っていません。

そういった時は、とにかく細かな部分をしっかりと確認すること。
細かな部分を確認すれば必ずどこかに穴が見つかります。

特に最近ではフリマアプリなどの影響で誰でも簡単にものを売ることが出来る時代です。
そのため、以前にも増して粗悪なコピー品が市場に出回っています。

偽物をつかまされないためにも、しっかりとした予備知識を持っていましょう。

大進洋行㈱ 昭和店
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