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ディオール 新作オブリークとトロッターの違いと買取相場
「あれ?この柄って昔流行ったトロッターじゃないの?」
今のディオールの商品ラインナップを見てみると、そんな声が聞こえてきそうな気がします。
クリスチャンディオールと言えば、「Dior」のロゴをモノグラムにしたトロッター柄。
ディオールにとっては最大のヒットラインで、一世を風靡したと言っても過言ではないでしょう。
しかし、年代を追うごとに人気が低迷。
「流行り過ぎた」「中古市場への出回りが増えた」「一過性の流行りに過ぎなかった」などの原因が、その人気に影を落としたと考えられます。
そこでディオールは新たに「レディディオール」というラインを発表し、人気の巻き返しにかかります。
レディディオールも確かにヒットしたラインではありますが、他のブランドと比べると今ではそこまで人気とは言えません。
トロッター以来、ブランド業界の中で苦戦しているイメージのあったディオール。
・ブランド業界にリバイバルの波が押し寄せる
男性であれば「アンティークロレックス」、女性であれば「ヴィンテージシャネル」に代表されるように、
近年「アンティーク」や「ヴィンテージ」、「オールド」と呼ばれる廃盤のブランド商品に人気が集まっています。
手に入りづらい、独特の風合いが出て可愛らしいなど、様々な理由が考えられますが、このリバイバルの波こそがディオールの救世主となったのです。
・‟トロッター”ではなく、‟オブリーク”として新商品を発表
2018春夏コレクションで発表されたディオールの「ブックトート」。
この商品記事を見た時、なんとなく違和感が…。
引用元URL:https://www.buyma.com/item/34632695/
これが私の率直なファーストインプレッションです。
強いて言うなら中心にブランドロゴが入ったくらいで他に違いが見当たりません。
しかし、商品名はトロッターではなく‟オブリーク”と表記されていました。
気になってディオールへ問い合わせたところ、下記の返答をいただきました。
・素材、技法、デザインにおいて以前のトロッターとの違いはない。
・ディオールとしては‟トロッターはトロッター”、‟オブリークはオブリーク”として完全に別商品として扱っている。
・細かなディティールに関しては以前よりも進化を遂げている。
という内容でした。
以前取り上げた、
「セリーヌの新作 トリオンフとマカダムの違いと買取相場」
でも同じような内容の返答だったのを思い返すと、ディオールも「リバイバルの波」に乗って「原点回帰」へとブランドの方向性を定めたのではないかと推測できます。
結果として「トロッター」と「オブリーク」に明確な違いはないという結論に達しました。
しかし、そういった業界の風潮に即座に反応したディオールの戦略は的中し、限定発売されたブックトートは手に入らない状況に。
定番商品も今のトレンドにマッチししたサイズや色味に変更され、中古市場でも賑わいを見せています。
・オブリークの最新買取相場
※買取相場は年式によって大きくことなる場合がございます。参考程度にお考え下さい。(掲載情報は全て最新の年式)
※ランクはAランク以上を参考。
引用元URL:https://item.rakuten.co.jp/yorozuya78/10308010/、https://item.rakuten.co.jp/daikokuya78/2148103017858/、https://item.rakuten.co.jp/santnore/11-1voba088-yky/、https://item.rakuten.co.jp/auc-marks-run/311023068/
・まとめ
- ・ブランド業界にリバイバルの波が押し寄せている
- ・トロッターとオブリークに明確な違いは無い
- ・オブリークの買取相場は高水準