新着情報

NEWS

2019.01.18 コラム

ヴィトンの偽物を素人でも見分けることができる6つの方法を伝授!

老若男女問わず人気のブランド、ルイ・ヴィトン(LOUIS VITTON)。

しかし人気ゆえ、コピー品がたくさん出回っているのも事実。
そこで今回は、一般ユーザーでも見分けられる6つの方法をお伝えします。

チェック① シリアルナンバーの基本は
アルファベット2文字 & 数字4文字

まず確認しておきたい1つ目は、シリアルナンバー。

製造された年代により表記が異なります、最新は「アルファベット2文字+数字4文字」で構成されています。
まずはここを確認しましょう。

アルファベットは製造した国を、数字は製造年と週数を表します。

例えば以下の写真のように「SP2089」だった場合。

CRは国名を示し(フランス)、2・4番目が年数を表し(2009年)、1・3番目は28週目を表します。

また、1990年以前の商品は数字3ケタで製造年月を表し、以下の写真では87年4月となります。

引用元:http://www.7yorku.com/w-column/(上記2点とも)

雑なコピー品を作る業者の場合、ココに製造番号が入ってしまってるものも!
こんなシリアルナンバーを見つけたら、それはコピー品です。


引用元:https://kaitoritrend.com/

シリアルナンバーがある場所は、一概に場所は特定できませんが、基本的には探せばわかるところにあります。
バッグであればポケットの中、お財布であれば札入れの下の部分が多いでしょう。

ちなみに「DK」はヴィトンの本部でリペアをした証です。

なお、この見方は簡単なので、精巧にコピー品を作る業者にとっては当たり前。
これから述べる5つの方法と複合的に判断し、最終的にはプロに見てもらうのが確実です。

★コチラの人気記事も参考にしてください↓
ルイヴィトンのアイテムを売りたい時、確認しておきたい4つのポイント

チェック② ロゴ「VITTON」の
「O」の文字がまん丸か

2つ目に見ておきたいのが「LOUIS VITTON」の「O」の文字。

正規品であれば「O」の文字がまん丸、つまり真円になっています。

引用元:http://www.pika1.jp/

下記の写真のように「O」文字が縦長になっているのはコピー品です。


引用元:https://www.e-rakuichi.jp/

★コチラの人気記事も参考にしてください↓
高価買取間違いなしの商品トップ3 ~ルイ・ヴィトン編~

チェック③ 赤すぎる糊&
白すぎるヌメ革に注意!

3番目に見ておきたいのが、持ち手の部分です。
新品のヴィトンは、糊の色がややくすんだ赤、ヌメ革がやや白いのが特徴。

しかし、以下のように糊が真っ赤で、あまりにも白いものはコピー品です。

引用元:https://www.sbagshop.com/index.html

「糊が赤すぎてヌメ革が白すぎる」というのは、比較的わかりやすく、特にヴィトンのファンや見慣れている人ならほぼ見分けがつくでしょう。

★コチラの人気記事も参考にしてください↓
ルイ・ヴィトンが日本人に圧倒的な人気を誇る理由を解説します!

チェック④ ロゴのプリントは
ドットになっているか

4番目からは、少し上級編です。

モノグラムの場合によくチェックされるところですが、プリントをよーく見てみてください。

実は、本物は以下のようにドットになっているのです!

写真では見づらいですが、ルーペなどで拡大すれば一目瞭然。

しかしコピー品は、以下のようになっています。

引用元:http://www.pika1.jp/(上記2点とも)

いかにも「塗りました!」という仕上がりなのが、よく見るとわかりますよね。

★コチラの人気記事も参考にしてください↓
エルメスやシャネル、ヴィトンなどの高級ブランドのリペアは、必ず直営店に頼もう!

チェック⑤ ネジ穴は特許取得の星形か

5つ目はネジ穴です。
プレートを止めるデザインのものに限りますが、本物はネジ穴が星形になっています。

こちらは、ヴィトンが特許を取っています。

ですから、例え質感が本物っぽくても、以下の写真のようなら即アウト!

引用元:http://www.pika1.jp/(上記2点とも)

プラスやマイナスネジを使っていれば、コピー品確定です。

ネジ穴は、買取店がネットなどで出品する際、必ず写真で見せる箇所でもあります。
つまりプロにとっても信憑性の高いポイントでもあり、一般ユーザーにとってもわかいやすいと言えるでしょう。

★コチラの人気記事も参考にしてください↓
高価買取が期待できるバッグのブランドとは?

チェック⑥ 上級編/ジップ(ファスナー)の
クオリティを見よ!

6番目はさらなる上級編。
それはジップ(ファスナー)のクオリティです。

ひと言で言うなら、造りが雑。
安物を買った時に感じる「スムーズに開け閉めできない」「固い」というケースや、まさかの「布とかんでしまう」ものも。

また、ヴィトンのジップには基本的に「LV」とロゴが入っているのも、確認ポイントです。

引用元:http://www.pika1.jp/

そしてあまり知られていませんが、かつては「エクレール」というメーカーや、日本が誇る「YKK」を使っていたことも!

引用元:http://brand-repair.com/brandbag-doctor/

そのため、エクレールやYKKのジップを見ただけで「コピーです」と言われたら、その鑑定士は明らかに勉強不足です。

ちなみに現在は「ジップも自社ブランドで」ということになり、使われていません。

★コチラの人気記事も参考にしてください↓
 鑑定士が教える商品ランクの見極め方を大公開!

まとめ

今回は、誰でも判断できるヴィトンのコピーを見抜く6つの方法をお伝えしてきました。
まとめると、

①シリアルナンバーの構成
②LOUIS VITTONの「O」の文字が真円か
③赤すぎる糊、白すぎるヌメ革ではないか
④ロゴのプリントはドットになっているか
⑤ネジ穴は星形か
⑥ジップの品質はどうか

以上は誰でも見分けられるポイントでもあり、実際、鑑定士も①~⑥の順番で、真贋判定をしています。

とはいえ、こうしたサイトで本物と見分けるコツを発信すれば、悪徳業者はそれを上回るコピー品を作るので、まさにいたちごっこ。

あくまでも目安にしていただき、査定をする場合は、歴史や実績のある買取店で見てもらいましょう。