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2017.08.12 コラム

ブランド品の買取価格は季節によってどう変わる?

ブランド品の売却

買取価格上昇のタイミングは「プレゼント需要」と「次シーズン」がポイント

ブランド品を高値で買い取ってもらうには、いかに新しく状態が良いかがポイントになってきます。しかしその他にも、例えば全く同じ状態、同じ種類のアイテムでも、売りに出すタイミングが違うだけで買取価格が違ってくる場合があるのです。

それでは高値で買い取ってもらえるタイミングはいつなのか?
ポイントは「プレゼント需要」と「次シーズン」。

ここからはブランド品を買取に出す場合の最適なタイミングをご紹介します。

特に価格上昇が期待できるのは「プレゼント需要」の高まるクリスマス前!

ブランド品の買取市場において最も買取価格が上昇するのは「プレゼント需要」が高まるタイミングです。誕生日は人それぞれ違いますが、一年を通して人々が一斉にプレゼントを贈る日はバレンタインデー、ホワイトデー、クリスマスに集中しています。これらのイベントの前が最も需要が高まる時期ですので、ブランド品を買取に出す場合はこの時期を狙うと高く買い取ってもらいやすいでしょう。

また、夏のボーナスが出る7月頃や、冬のボーナスが出る12月頃はいつもなら手が出せないブランド品にも手が伸びやすいタイミングですので、買取に出すならこれらの時期もおすすめです。特に冬のボーナスが出た後のクリスマス前のタイミングは最も買取価格の上昇が期待できると言って良いでしょう。

イベント後の値崩れに注意!

買取価格が上昇しやすいタイミングが、プレゼント需要の高まるイベント前ということはわかりましたが、買い取りをして欲しいと希望する人が増えるのは、実はこれらのイベントの後なのです。

これは、プレゼントとしてブランド品をもらった人が、そのブランド品を必要とせずお金に換えようとする為です。こんな話を聞くと少し悲しい気もしますが、水商売などをされている方にはよくある話のようで、特に繁華街にある買取店はこの時期の買取依頼が多いそうです。

このように、買取を希望する人が増えると需要と供給のバランスが崩れ、値崩れを起こしやすくなりますので、イベントの後はなるべく買取に出さない方が賢明でしょう。

お店が欲しいのは「次シーズン」のアイテム!

ブランド服を売る時期
クリスマスやボーナスといったタイミングとは別に、買取店が品物を必要としているアイテムは「次シーズン」のものです。

例えば、冬物の洋服を着ている2月にダウンジャケットを売りに出したとします。3月になりダウンジャケットを今から買い求める人もおらず、売れ残ってしまった場合は、お店は次の冬まで在庫として保管しておかなければなりません。

このようなリスクを減らす為にも、買取店はシーズン真っ只中のアイテムは安く買い取り、売れる可能性の高い次のシーズンのアイテムは高めに買い取る傾向があるのです。

以下に買取に出すのに良いタイミングとアイテム例をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

2月〜3月は春物 ワンピース・スプリングコート・カーディガンなど
5月〜6月は夏物 Tシャツ・ショートパンツ・サンダルなど
8月は秋物 レザージャケット・トレンチコート・ブーツなど
10月〜11月は冬物 ウールのニットやコート・ダウンジャケットなど

買取価格の変動には地域差がある

シーズンごとに買取価格が上昇しやすいアイテムをご紹介しましたが、これらのシーズンは地域によって多少のズレがあります。それは、日本においては地域によって気温の差がある為です。

例えば上述でご紹介したシーズンは東京を中心として考えた場合ですが、北海道など涼しい地域では1〜2ヶ月程度の遅れがあると考えて良いでしょう。

ただし、全国各地に店舗がある大手買取店などでは店舗間での流通が可能な為、季節による価格変動は少ない傾向にあるようです。

比較的季節に左右されにくいアイテム

季節によって買取価格が変動しやすいアイテムがある一方で、いつ買取に出してもあまり価格が変わらないアイテムがあります。特にブランド品のバッグの場合は状態やモデルの方が重視される傾向があり、また、サングラスやアクセサリー、デニムやシャツ、スニーカーなども一年を通じて身につけることが出来る為、価格の変動は少ないでしょう。

ブランド品の買取価格はイベントやシーズンによって変動があります。少しでも高く売りたい場合は、高値がつきやすいタイミングを上手に狙って査定に出すと良いでしょう。

また、全国展開する大手の買取店やネット店舗などでは価格の変動が少ない傾向がありますので、早く買取に出したい場合はこれらを活用するのも賢い方法かもしれませんね。