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ヴィトンのコピーを見分けるポイント
皆さんこんにちは!
稲垣です。
すっかり春の陽気を通り越して、すでに夏が顔を覗かせているような気候ですね…。
これから梅雨に向けてじめじめした天気が続くと思うと、気分もげんなり(-_-)
そんな時は不要なものを処分して気分をスッキリさせてみませんか?
大進洋行昭和買取店は、気分転換を心からサポートいたします♪
では早速前回の予告通り「ヴィトンのコピーってどうやって見分けるの?」を伝授いたします!
6つのポイントさえ知っておけばある程度の偽物は見分けることが出来る
1.シリアルナンバーを確認する
ルイ・ヴィトンの商品には1980年代以降に製造されたものには、そのほとんどにシリアルナンバーの刻印があります。
中には見つけにくいものもありますが、細かく探すと大体見つけることができます。
基本的にアルファベット2桁、数字4桁で構成されており、アルファベットは製造工場の国、数字は製造時期を表しています。
アルファベットの意味は通年変わっていませんが、数字の持つ意味が少し年代によって異なります。
■~1990年…数字は3桁、4桁→886の場合、「88」が年/「6」が月 1988年6月製造を表す
■1990~2007年…数字は4桁→前から数字を①②③④とすると、①と③が月/②が④で年 0995の場合、「09」が月/「95」が年 1995年9月製造を表す
■2007年~ 数字は4桁→前から数字を①②③④とすると、①と③が週/②と④が年 1058の場合、「15」が週/「08」が年 2008年15週製造を表す
ではどのようにコピー品を見分けるのか。
簡単に言うと、ありえない数字の組み合わせであればコピー品ということですね。
例えば9509という数字の場合、2059年の99週製造となりますから、この組み合わせはありえません。
一度ご自身でお持ちのヴィトン製品があればご確認を。
2.LOUIS VUITTONの「O」の字は真円
これは見ればすぐわかります。
正規品を見ると、確かに「O」の字が真円になっています。
偽物に多い「O」の字は縦長のケースが多いです。
ネットで中古品を買う場合にも役立ちますね。
3.赤すぎる糊や白すぎるヌメ革には要注意
これは多くのヴィトン商品を見てきた人なら感覚で分かると思いますが、一般の方にとっては少し難易度が高いかもしれません。
正規品の糊と革を確認してみましょう。
糊はそこまで赤くなく、革も白すぎることはありません。
この商品は中古品ですので、新品とは色味が違いますが、要するに使用していくごとにこういった色味になるということです。
糊は若干血の色に近く、革はベージュがかっています。
多くの鑑定士は初見でこのポイントを確認することが多いので、参考にしてみてください。
4.ロゴのプリントがドットになっているか
ルーペなどがないとはっきりと見分けることが難しいかもしれませんが、肉眼でも確認はできます。
拡大して見ると、確かにドットになっています。
一流ブランドですから、さすがに仕事が細かいこと。
こういった細部までこだわっている製造するからこそ、高級品と呼ばれるのでしょう。
粗悪品は塗っただけのプリントです。
5.プラスネジは使わない
多くの高級ブランドにもいえることですが、基本的にプラスネジは使用しません。
ヴィトンの場合ですと、星形のネジになっています。
画像は残念ながら用意することは出来ませんでしたが、これも見ればわかる範囲。
一度ご確認してみてください。
6.ファスナーの品質と形状
これが正規の形状です。
ロゴの感じが歪だったり素材が粗悪だと、メッキがすぐ剥がれて地の素材が出てきます。
またバリがあることで触ったら痛いなど、これも鑑定士が見る必須ポイントです。
角がとがって痛い正規品などは絶対に無いので、比較的わかりやすいポイントかと。
参考にしてください。
まとめ
まだまだ市場に溢れかえるコピー商品たち。
そのクオリティも年々上がるため、私たち鑑定士は日々多くの商品と触れ合い、買取ことを未然に防ぐ必要があります。
また、コピーであることをわかった上でものを売った場合、詐欺罪で警察のお世話になってしまいます。
ネットオークションやフリマアプリが浸透していく中、私どものお店にも真贋判定依頼が多く寄せられております。
今回の内容を参考にして、お買い物に役立てていただけると幸いです!
次回は「メルカリで偽物を買わないために注意すべきポイントって何?」です!
乞うご期待ください♪