ここ最近のメルカリを始めとするフリマアプリの普及率には驚きますね…。

誰でも手軽に出品が出来て、仕組みとしては非常に便利ですが、
そこにはいくつかの問題点があり、特にコピー品、要するに偽物商品の横行が最も問題視されています。

そこで今回は「メルカリでブランド品の偽物を買わない為に確認するポイント」を解説いたします！

正規品の証明であるギャランティーカードが付属されているかどうか

高級ブランドの商品には「ギャランティーカード」が付属されている場合が多いです。

ギャランティーカードには商品の個体番号とシリアルナンバーが記載されており、その番号と商品の番号が一致していれば正規品の証拠となります。

高級ブティックならばシャネルやプラダ、カルティエなど、高級時計であればほとんどの場合付属しています。

これはオメガのギャランティーカードです。

Ref.No（個体番号）とシリアルナンバーが記載されています。

絶対に偽物を買いたくない！という方はギャランティーカードが付属されている商品を買いましょう。

購入時のレシートや販売証明書があるかどうか

ギャランティーカードがなければレシートや販売証明書があるかどうかを確認しましょう。

特にルイ・ヴィトンやエルメスはギャランティーカードを発行していないので、そういったブランドの場合は真贋判定に有効です。

ジャンルは異なりますが、真贋判定の難しいシルバーアクセサリーブランドにも同じことが言えます。

逆に出品時にもレシートや販売証明書があれば売れやすくなるということです。

出品者の評価を確認する

ヤフオクに代表されるようなネットオークションもしかりですが、出品者の評価を確認することは非常に重要です。

購入者から高い評価を多く獲得するということは、当然のことながら信用できる出品者ということ。

よく「捨てアカ」という言葉を耳にしますが、これは一時的にアカウントを取得し、偽物などを出品販売した後、クレームを逃れるために捨てるアカウントを言います。

これでは多くの高い評価を得ることが出来ません。

レビューや対応履歴なども確認すると、どういった出品者なのかをより知ることもできるので、確認出来るところはとことん確認しましょう！

画像が実際の商品なのか確認する

一見すると「どういうこと？」と思われがちですが、よくメーカーページの写真を流用している出品者を見かけます。

これは非常に注意が必要です。

状態や色味、柄など本来画像から確認出来ることが、何一つ出来ません。

また商品を購入しても、実際に届いた商品が違っていたりと、多くのトラブルの元となるので、実際に撮った写真を載せている出品者から購入しましょう。

自分自身も知識をつける必要がある

ハッキリ言ってこれは究極ですが、皆さんも知識さえつければ偽物を購入する確率はグッと下がります。

ただし、鑑定士として働いていない一般ユーザーからすると、かなり難しいのでは…？と思われがちです。

確かに細かな知識を得るには、日々情報を刷新して勉強する必要がありますが、ある程度の真贋知識はネット上に溢れています。

自分の好きなジャンルやブランドであれば、そういった情報を調べることはそこまで苦痛ではないはずです。

ちなみに「ヴィトンのコピーを見分ける方法」は当サイトでも載せていますので、是非参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたか？

私がこのコラムを皆さんに伝えたい理由は、もちろんコピー品を購入してほしくない、コピー品が市場に出回ることを防ぎたい気持ちもありますが、その真意は別の理由なんです。

それは「ライン査定による真贋判定依頼を減らしたい」です。

今やどこのお店でもライン査定は行っていますが、フリマアプリの普及に伴い、ライン査定での真贋判定依頼が急増しています。

本来ライン査定は、ラインでのやり取りによって査定額をお客様に伝えることが目的ですが、よく送られてくる内容の一つにこんな文面があります。

「メルカリでこの商品を購入しようと思うのですが、本物ですか？」

んー…この質問は困りますね。

まず大前提として、私たちのような業者はブランドでもメーカーでもありません。

そんな私たちがコピー品なので買うのはやめましょうなんて言える立場ではありません。

当店としては、「そういった真贋判定依頼はお断りしております」とお伝えしております。

私は皆さんにこのコラムの内容を理解してもらい、少しでも安心して商品を購入していただきたいと思います！

店頭でのご質問も大歓迎ですので、お気軽に大進洋行昭和買取店までお越しください♪