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2019.07.22 コラム

偽物注意!ルイヴィトン財布コピーの見分け方

フリマアプリやネットオークションの普及によってリユースへの抵抗感が減り、高級ブランド品は以前よりも簡単に私たちの身近で手に入るようになりました。
中でもルイヴィトンはとても日本人に人気があるブランドということもあって、正規店で購入するより比較的安く手に入る中古品の需要は年々増え続けています。

それと同時に増えているのが、偽ブランドのコピー商品の出回り。
フリマアプリなどでは、写真は本物をのせて実際に届く商品が偽物だった!といった事案は少なくありません。
当店へご相談いただく件数も年々増えるていると言っても過言ではないほど。

近年のコピー商品は、一部本物のパーツを使用するなど精巧な作りのものが多く、それらは「スーパーコピー」と呼ばれ、熟練の鑑定士たちを悩ませるほどのクオリティです。
今回は偽物を買ってしまうという被害が少しでも減ってほしいという願いのもと、特にコピー商品が多いルイヴィトンの財布をテーマに本物と偽物の見分け方をいくつかご紹介させていただきます。

 

1.ブランドのロゴ

ロゴ部分は、フォントの形や太さなどは統一されているのが基本です。
ロゴ部分が手を抜いて作られているモノはコピー商品の可能性が非常に高いと思ってください。
経年劣化により刻印が薄くなっているものやインクが剥がれかけているものもありますが、それでも本物か偽物か区別することができる場合が多いのでご安心ください。

では、実際にルイヴィトンのゴロを見ていきましょう。
ロゴの偽物と本物

本物と偽物を見比べてみましょう。
「O」の形が違うことにお気付きでしょうか?
本物の「O」は丸に近い形をしていますが、偽物の「O」は楕円の形をしております。

「made」の「m」と「a」が重なっているなどの文字間隔も重要な真贋ポイント。
本物は文字と文字が重なることなく綺麗に刻印されていますが、偽物は文字同士が重なってしまっています。
中には文字同士が重なって潰れてしまっている偽物もございます。

このタイプの偽物は非常に多く見かけ、比較的分かりやすい偽物の特徴です。

【ブランドロゴの真贋判定ポイント】

①「O」の形が楕円でなく真円に近い形をしているか
②ロゴは文字同士が重なることなく綺麗に真っ直ぐに刻印されているか
③フォントの種類や太さ
④文字間隔があき過ぎていたりつまり過ぎていたりバランスがおかしくないか
⑤刻印の深さが浅すぎずしっかりと刻印されているか

 

本物のブランドロゴ

本物のロゴ1

本物のロゴ2

綺麗にまっすぐに刻印されていて「O」の形も真円に近い形をしています。
フォントの太さも均一ですっきりとしています。

 

偽物のブランドロゴ

偽物のロゴ2

縫製に対してロゴが歪んでいて「L」の文字が傾いています。
刻印も浅く薄いのが画像でもわかるくらいです。
偽物のロゴ2

こちらは「LOUIS VUITTON」「PARIS」「made in France」とそれぞれのフォントの太さが違います。
こちらも刻印がとても浅いコピー品。

2.製造番号/シリアルナンバー

ルイ・ヴィトンの正規品には必ず製造番号(シリアルナンバー)の刻印があり、どこのアトリエ(工場)で作られたか分かるようになっています。
基本的には英数字の6桁が刻印されていていますが、年式が古いものだと3桁や5桁だったりします。
この製造番号の刻印が無いものは偽物の可能性が高いと思った方がよいでしょう。
加えて、ロゴ同様、文字の形やバランスに統一性がない場合は偽物の可能性が高いです。

財布に刻印されている製造番号の探し方

ジッピーウォレット

ダミエグラフィット ジッピーウォレット・ヴェルティカル N63095

まず試しにこちらの財布で試してみましょう。
製造番号の場所

開けた内側の表面には確認できませんが、お札入れポケットの裏側にありました。

ほかにもカードポケットの裏側やオープンポケットなどの裏側にある場合もあります。
探すコツとしてはポケットの内側や裏側を見る!ということです。
お持ちの商品で一度探してみてください。

製造番号(シリアルナンバー)の読み方

製造国(アトリエ)を示すアルファベット2文字 + 製造年を示す数字4桁
製造番号の読み方

こちらの製造番号は「MI0997」。
フランスのアトリエを示す「MI」と、1997年09月を示す「0997」です。
※古いものは数字が3桁+アルファベット2文字、一部例外でアルファベット3文字+数 字4桁などもあります。
※製造番号の詳しい読み方はまた別の機会にご紹介させていただきます。

【製造番号/シリアルナンバーの真贋判定ポイント】

①アルファベットと数字の間隔がムラなく均一か
②刻印の深さが均一かどうか
③文字同士がかぶっていなく、すっきりとしているか
④アルファベット1文字+数字5桁の型番のようになっていないか
⑤フォントの形

本物の製造番号/シリアルナンバ

本物の製造番号

文字間隔が均一ですっきりとしています。
縫製に対して真っ直ぐに入っています。

偽物の製造番号/シリアルナンバー

偽物の製造番号1

ヴィトンの型番のような刻印になっています。
正規品にはこのような製造番号はありません。

偽物の製造番号2

偽物の製造番号3

フォントの形が異なり、文字同士の間隔がバラついています。
刻印がガタガタで真っ直ぐに入っていません。
狭すぎて縦長になっているものも。
刻印も浅い。

3.ファスナーの金具(つまみ)

ルイヴィトンのファスナーのつまみも正規品を見分けるポイントとして重要ポイント。
色々なタイプのつまみがありますがいくつかご紹介させていただきます。

ファスナー偽物と本物1

ヴィトンのラウンドファスナータイプのジッピーウォレット・ヴェルティカルなどに使用されている金具。
まず本物と偽物の形状が異なるのがわかるでしょうか?
パッと見だと似ていますがエッジ部分に注目してください。
本物はしっかりとエッジがありますが、偽物は丸み帯びています。
ロゴの入りもスッキリ入っている本物とは異なり偽物はボコボコした印象を受けます。

ファスナー偽物と本物2
こちらはヴィトンのポルトフォイユ・サラなどの財布の内側に見られるファスナーつまみです。
「LV」のロゴがすっきりとしている本物に比べ、刻印が荒く表面がザラついている偽物。
つまみ部分の中心からズレた位置に「LV」のロゴがあります。
触ってみると薄っぺらいのも特徴です。

【ファスナーの金具(つま)の真贋判定ポイント】

①ブランドロゴの入り方が荒くなくすっきりとしているか
②ブランドロゴの入り方がズレていなくあるべき位置に入っているか
③メッキのムラ
④形状
⑤金具の側面の処理がザラついていなく綺麗に処理されているか

本物のファスナー金具(つまみ)

本物のファスナー1

本物のファスナー2

本物のファスナー3

ロゴの刻印がすっきりとしていてます。
表面のメッキ部分のザラつきがない。
厚みもしっかりとあり、側面の処理も綺麗に施されているのが分かると思います。
ファスナーエンドの画像

ファスナーエンドの裏の金具部分も綺麗になっていて、周りの革部分の処理もすっきりとしています。

 

偽物のファスナー金具(つまみ)

偽物のファスナー1

偽物のファスナー2

偽物のファスナー3表面のメッキのザラつきやメッキの色がギラギラしています。
つまみの厚みが薄っぺらいものもあります。
さわるとシャリシャリとしたような手触りが特徴。

偽物のつまみ部分本来ないものが余分に施されている場合もあります。
偽物のファスナー裏
ファスナー裏も注意するポイントです。
とても雑な処理がされていています。

4.金具ボタン

金具ボタンオス側の偽物と本物

ルイ・ヴィトンの金具ボタンも、偽物と本物では形状が異なります。
財布に限らずキーケースやバッグなどにも使用されていて真贋ポイントとしてはテッパンと言っても過言ではありません。
本物のボタンのオス側はキノコのような形をしていますが、偽物は先端が丸くなっています。

金具ボタンメス側の偽物と本物

本物のボタンのメス側は中の2本線が「O」と「I」の下から出ています。
偽物は左右どちらかにズレている場合や横向きになっている場合が多いのが特徴。
ルイヴィトンのフォントも異なります。

【金具ボタンの真贋判定ポイント】

①ボタンのオス側の形状がキノコのような形をしているか
②ボタンのメス側のブランドロゴがズレずに綺麗に刻印されているか
③メス側の中の2本線が「O」と「I」からまっすぐに下に降りているか
④ボタンフックの刻印がズレずに綺麗に刻印されているか
⑤金具のメッキにムラがないか

本物の金具ボタン

金具ボタン本物オス側

ボタンのオス側がしっかりとキノコの形をしています。

金具ボタン本物メス側

ボタンのメス側の刻印もすっきりと刻印され、内側の2本線の位置も「O」と「I」が「U」と「O」にまっすぐと伸びています。

ボタンホック本物1

ボタンホック本物2

ボタンホックの刻印もズレなどなく綺麗に刻印され ています。

偽物の金具ボ タン

金具ボタン偽物オス側1

キノコの形ではなく丸っこいフォルムになっている。

金具ボタン偽物オス側2

キノコ型になっていますが角張っていてメッキ処理が雑です。

金具フォント偽物金具のメッキの表面にムラがあり刻印の深さにもバラつきがあります。
フォントがつぶれているところもあります。

5.縫製

縫製の偽物と本物

本物と比較すると明らかに偽物は雑な縫製。
本物は綺麗に真っ直ぐ縫製されているのに対し、偽物は斜めに歪んで縫製されています

【縫製の真贋判定ポイント】

①歪みなどなく綺麗に真っ直ぐに縫製されているか
②無駄な縫製の重なりが無いか
③細かな部分の処理が丁寧にされているか
④通常にはない場所が縫製されていないかどうか
⑤糸の太さ

本物の縫製

本物の縫製縫製の間隔が均一で、真っ直ぐに縫われています。
ある程度の太さがある糸で、歪みもなく綺麗に縫製されています。

偽物の縫製

偽物の縫製

縫製がガタついていて真っ直ぐに縫われていない。
斜めになり縫製の幅が均一ではない。
糸の太さも細かったり太かったりしてバラついている。

本来は縫い目が無い場所が縫われている場合もあります。

6.モノグラムキャンバス地

モノグラムキャンバス地の偽物と本物

モノグラムのロゴの色味が少し本物と偽物で違うのがわかりますでしょうか?
偽物の方が黄色味が濃く、「LV」やフラワーモノグラムに歪みがあります。
写真でお伝え出来ないのが残念ですが、偽物を触ってみると硬く使い勝手の悪い材質をしていたり、逆に薄っぺらいものもあったりします。
基本的にルイヴィトンが使用する素材は丈夫でしっかりとしているのが特徴ですが、異常に硬すぎる・薄すぎるのも見分けるポイントです。

【モノグラムキャンバス地の真贋判定ポイント】

①ロゴの色味
②触ってみて以上に硬かったり薄かったりしないか

7.ニオイ

【ニオイの真贋判定ポイント】

①本物は革の独特のニオイ
②偽物は科学的な嫌なニオイ

偽物に共通している特徴として、ニオイがあげられます。
商品に鼻を近づけてニオイを嗅いでみるとコピー商品の多くは、塩ビや石油系などの科学的な嫌なニオイがします
ひどいものだと鼻にツーンと来るくらいのきついニオイがするコピー商品もあります。

それに比べ本物は革の独特のニオイがするのが特徴。
しかし、偽物の中でもランクがありスーパーコピーと呼ばれる商品は、科学的な嫌なニオイなどなく革独特のニオイがするものもあります。
あくまでも一つの判断基準としてお考え下さい。

本物か偽物か分からない場合は、買取店へ査定依頼!

これまで7つのジャンルに分けて真贋判定ポイントをご紹介しましたが、年々コピー商品のクォリティーも上がってきているのが現状。
もしご不安でしたらブランド品買取店をぜひ利用してみましょう。
その際の注意点は2つ!

1.偽物と知っている商品を売ることは犯罪です!
2. 偽物でも買取店は偽物と言いません!

偽物と知りながら偽ブランド品を売った場合は、そのブランドの商標を侵害する行為とみなされ、商標法違反・商標権侵害の罪になります。

また、偽物とはっきりと断定できるのは正規店であるルイ・ヴィトンだけ!
買取店はあくまでも「当店の基準外」と言って買取を断られます。
ただ店舗ごとの基準があるのも確かなので複数店回ることをおすすめします。
複数店回った結果、ほとんどのお店に「基準外」と言われた場合はコピー商品だったと思った方が良いでしょう。

まとめ

◆本物は細かな部分までしっかりと丁寧に作られている
◆偽物は細かな部分の作りが雑

今回はルイヴィトンの財布をテーマに7つの真贋判定ポイントをご紹介させていただきました。
ルイヴィトンの財布の買取相場は他のブランド品に比べて比較的に安定しています。それだけ中古品でも人気がある証拠。
ボロボロでもお値段がつき買取されるルイヴィトンですが、それはあくまでも正規品に限ってのことです。
その他、バッグや小物、時計などルイヴィトンのコピー商品は数多く出回っているのでご注意ください。
お持ちのヴィトン製品の細かなところまで一度チェックしてみてください。