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アフターダイヤと純正ダイヤの見分け方を画像付きで解説。
アフターダイヤとは、「後から付け足したダイヤモンド」のことです。
アフターダイヤと純正ダイヤでは買取価格が変わります。
しかし、肝心の”見分け方”について知らない人は多いはず。
今回はアフターダイヤと純正ダイヤの違いや見分け方を解説します。
1.ダイヤの”爪”をチェック
アフターダイヤと純正ダイヤの比較画像です。
ダイヤの爪というのは、画像の赤丸の部分を指します。
(後から施されたダイヤと言っても、接着剤で装飾しているわけではなく、爪で支えるように装飾されています。)
見ての通り、ダイヤの爪にバラ付きがあるときはアフターダイヤの可能性が高いです。
純正ダイヤの爪にはバラ付きがなく、精巧に作られているのに対し、
アフターダイヤの爪にはバラ付きがあり、雑な作りであることがわかると思います。
2.ダイヤの”品質”をチェック
爪だけでは見分けることができないことが解りました。
では、次にどこを見ればいいのか?
それは“ダイヤ”です。
ダイヤモンドの品質が悪い場合はアフターダイヤの可能性が高いです。
といってもダイヤは奥が深く、その他見るべき点を挙げれば4Cを気にしたりとキリがありませんが…
専門的な話をすると、
ダイヤのインクルージョン(内包物)にブラックカーボン(不純物)が含まれている場合はアフターダイヤの可能性が高いです。
ちなみに、ハイブランドに装飾されている純正ダイヤはキチンと選定されており、良質なダイヤが使われていることが多いです。
3.ダイヤの”統一性”をチェック
次に意識するポイントは、“ダイヤの品質の統一性”です。
ロレックスで例えると、文字盤に装飾されているダイヤより、ベゼル部分に装飾されたダイヤの方が質が悪い。
といった具合です。
このロレックスの時計は文字盤のダイヤが純正でベゼルがアフターダイヤですが、
画像のように文字盤がAランクのダイヤにも関わらず、ベゼル部分のダイヤがBランク、Cランクだったりします。
このように、ダイヤに統一性がない点もアフターダイヤによくある特徴です。
4.※注意点※
ここまで、見分け方をざっくりまとめましたが、それでも判別が難しいモノも多く流通しております。
アフターダイヤを見分ける際に以下の注意点も意識すると、判別の精度がぐんと上がります。
(難易度もあがりますが…)
①爪が綺麗なアフターダイヤもある
「バラ付きがなければアフターダイヤではないのか?」
と言われると、そうではありません。
画像のように爪にほとんどバラ付きもなく、綺麗に装飾されている事もあります。
②ダイヤが高品質のアフターダイヤもある
近年のアフターダイヤは、合成ダイヤモンドが使われている事があります。
合成ダイヤモンドは品質が非常に良く、ダイヤの品質だけでは見分けがつかないものがあります。
爪に関しても、精巧に装飾されたアフターダイヤにはバラつきが無いものもあります。
「アフターにも関わらず、ダイヤがとても綺麗だと思ったら合成ダイヤだった。」
という事例は多々あります。
怪しいと思ったら”合成ダイヤモンドテスター”を使いましょう。
天然ダイヤか合成ダイヤかを判別するためのモノです。
コチラも専門的にはなりますが、ダイヤの燐光反応を見ることで判別することが可能です。
③爪やダイヤの品質が悪くても正規品!?
爪もバラバラでダイヤの品質も悪いのに正規品というケースもあります。
※ハイブランドでは滅多にありません。
④最終手段は正規店へ修理依頼
「全部チェックしたけどわからない。」
でも、どうしてもアフターダイヤか純正ダイヤなのか知りたい。
そんな人は、お品物を正規店に修理依頼しましょう。
オーバーホールを依頼して、断られた場合
アフターダイヤである可能性が極めて高いです。
5.まとめ
- 爪の品質(バラつき等)を確認 → バラついていたらアフターの可能性あり
- ダイヤの品質と統一性を確認 → ダイヤの質と統一性が悪いとアフターの可能性あり
- 全部チェックしても判らない → 修理依頼(オーバーホール)しましょう。
アフターダイヤは買取金額に大きく影響する上に、最悪の場合、買取や修理を断られてしまう事もありますので、カスタマイズは自己責任で行いましょう。
大進洋行では、アフターダイヤの買取も承ります。
買取をご希望の方は、大進洋行にお任せ下さい。
大進洋行㈱ 昭和店
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