新着情報

NEWS

2017.10.27

万年筆は高く売れる!今後買取りが増えていきそうなアイテム5選

買い取り業者のフランチャイズ店が増え、ネットオークションやフリマアプリなど、個人が不用品を売ることが当たり前の時代。

約1700店舗(直営店・FC店・リユースなどを含む)を展開する「BOOK・OFF」の一部店舗でも、本やDVD以外に、ブランド品や時計、家電などを買い取るシステムを整えているそうで、買取市場はますます拡大していくことが予測されます。

しかし、何でも売ることができる世の中になると「今後はどんなアイテムが高価買取になるのだろう?」という疑問が沸いてきます。

そこで今回は「今後、買い取りが増えていきそうなアイテム」を紹介。
あなたにとっての「あんなものが?」というアイテムが、思わぬ査定になるかもしれませんよ! 

その1:ビジネスシーンでは高級時計とともに一目置かれる「万年筆」

1つ目は万年筆、ボールペンなどの高級筆記用具。

特に万年筆が人気で「万年筆が高価買取できる」と知っている人は1割程度。残りの9割は「不用品だから…」と持ってきたものの、予想外の査定に驚くというパターンが多いそうです。

万年筆は、持っている人は10本単位で持っていますが「持っていない」「興味がない」「使い慣れない」という方も。
使ってみたけれどライフスタイルに合わなかったものや、いただきものを売るケースが大半のようです。

万年筆が高価査定になる理由は「高価買取が期待できる、世界5大時計とは?」「エルメスのバーキンの買取金額が、飛び抜けて高い理由とは?」などでもお伝えしたように「定価が高いから」。
さらに、時計ではなくあえて文房具にこだわることが、今のトレンドになっているからなのです!

例えばビジネスシーン。
特に男性は時計や靴にこだわる方が多いのですが、あえて高級筆記具を使うことで「文具にまで気を遣う人」「センスのいいデキる人」という印象を与えるのだそう。
実際、知り合いの男性はこのトレンドを知り、ビジネスシーンで高級ボールペンを使ってみたところ「そのボールペンいいですね!」というきっかけで、一気に商談が進んだとか。

文具は時計や靴に比べ、その人のこだわりや嗜好、センスが表れやすいこともあり、趣味が一致すると相手との共通項も増えますよね。
もし相手が自分より高級な文具を使っていても「いつか私も持てるようになりたいです」などと、話の種になるかもしれません。

さて、具体的な人気ブランドとしては、Montblanc(モンブラン)、Parker(パーカー)、WATERMAN(ウォーターマン)、SHEFFER(シェイファー)、Pelikan(ペリカン)、セーラーなど。
特にモンブランはダントツ。他に挙げたブランドとは一線を画し、査定価格も異なります。

理由としては、ペン先に18金などの高級素材を使っていることと、ネームバリュー。
売れ筋は「マイスターシュテック」が定番です。
そして毎年1本出るという「作家シリーズ」有名作家をイメージしたコラボ万年筆で、これまでにトルストイ、シェイクスピア、サンテグジュペリなどのアイテムが登場しています。

このトレンドはここ数年のことなので探している業者も多数あり、実際に50万円の高級万年筆が売れたり、買取店への問い合わせも増加中です。
筆記具は時計やアパレルとは違って老若男女問わず持て、特に若い方にとっては、時計よりも気軽に挑戦できることもメリットかもしれませんね。

センスの良さを発信できる高級筆記具。
今後もますます目が離せないアイテムになりそうです。

その2:売りたい人が多く高価査定が期待できる「ベビー服」

2つ目がベビー服。ベビー服はすぐ着られなくなってしまうため売りたい人が多いのと、着られる期間が短期間ゆえ状態がよく、高価買取が期待できます。

ブランドだとさらに高くなり、定番のMIKI HOUSE(ミキハウス)をはじめ、GUCCI(グッチ)、CELINE(セリーヌ)、Burbarry(バーバリー)などは鉄板。
またHYSTERIC MINI(ヒステリックミニ)、Shirley Temple(シャーリーテンプル)、イオンなどに入っているBREEZE(ブリーズ)やBABY DALL(ベビードール)なども、買取専門店ではカテゴライズされているほどたくさん出回っています。

かつては中古の子ども服に抵抗感がありましたが、ネット・スマホの普及やフリマアプリの急成長により、そういったイメージはほとんどなくなってきました。
実際、リサイクルショップでもキッズコーナーの回転率はよく、買い取り価格が例え100円だったとしても「ゴミになるよりは…」と売りますし、買う方も値打ちにブランドアイテムが買えるため、需要と供給がマッチしているのです。
特に60センチ~90センチのラインは、着ても1シーズン。需要がかなりあると言えます。

さて価格ですが、袋単位で買い取りを行う『エコリング』さんに、大人と子どもの服を詰め合わせて持っていったら1袋500円でした。
ところが『ジャンブルストア』さんでは、セリーヌのアイテムに600円という値段が付き、トータルで一袋1,000円に。
大人の女性のアパレルはまとめ買いでもいいですが、子ども服は一点一点査定してもらったほうが、高価買い取りが期待できると言えます。

子どものアイテムに関しては、ベビー用品やおもちゃも期待大

ベビーカーやベビーベッドは、子育て中のお母さんにとっては宅配買取が楽ではありますが、こちらも買い取り専門店に行って、一点ずつ査定してもらうほうがオススメです。

また、チャイルドシート、ベビーカー、ベビーベッドは製造から3年経ったものは基本的に買い取り不可の場合が多いため、使わなくなったら即売るといいでしょう。

おもちゃに関しては、まず『アンパンマン』がダントツ!
そしてEテレのキャラクター、特にワンワンやうーたんなど、ベビー向けのキャラクターも人気です。
箱あり・美品だと当然査定は高く、定価の半分弱での買い取りも期待できますよ!

その3:使いかけでも買取が可能! 「ブランドの香水」

その3は香水ですが、香水が買取できることをご存知ない方も多いかもしれません。
さらに香水は中古でも売ることが可能!
売ることができて、中古でもOKということが広まり、香水は注目のアイテムになっています。

買取業者から香水を買う方は、特定のブランドのリピーターや香水マニアの方が大半で、中古でも買えることを知って、買取業界での需要が増えているという図式ですね。
売る側としては、プレゼントでもらったけど自分には合わないとか、旅行先で何となく買ってしまったミニボトルを売るケースが多いようです。

ただし香水もブランドものに限ります。
人気はダントツでCHANNEL(シャネル)のNo.5、そしてBVLGARI(ブルガリ)のプールオム。
最近は、香水に力を入れているというDior(ディオール)が注目が集まり、CMでもおなじみの「Miss Dior(ミス ディオール)」は今後評判を集めそうです。

香水のいいところはバッグやお財布とは異なり、トレンドがないこと。
シャネルやブルガリはもちろん定番ですが、愛用者は名前ではなく「好きだから」という理由で買い続けるので、一般的に名前の知れているブランドなら安定した価格で買い取りできます。

香水の買い取り価格は定価の1割程度なので、高価買取とは言えないかもしれません。
しかし好みではないものを置いておくよりいいですし、中古で買えば、新品に比べていろいろな香りに挑戦できるというメリットも。

ちなみに売る時期は夏前がオススメ。オークションでもその頃には香水は即売れです。

4:高級志向とマニア度がますます進む「つり具」

最近増えているのが4つ目の「つり具」。
こちらも前述のように、定価が高いため査定が高くなるのと、定価が高いため、できるだけ安く買いたいという方が多いからです。

日本生産性本部の「レジャー白書」では、釣り人口は90年代に2000万人、その後減少傾向となり、2016年の釣り人口は約700万人でした。
しかし注目すべきは釣具にかける金額で、平均すると年間で50万円を使っているとか! 人数よりもその額に驚かされます。

かつて釣具の買取は二束三文でしたが、このように釣りを楽しむ人が定着しているのと「海釣りはこの釣り具」「渓流はこれ」や、魚によっても変える人が多いため、一人あたりが所有する本数も多くなってきています。
また「山ガール」ならぬ「釣りガール」も増加中!

最近は釣り具だけの買取業者も増え、安定した査定が見込めるでしょう。
ブランドはSHIMANO、ダイワ、がまかつ、ダイコーなどが人気です。

5:押入れに眠っている可能性が高い未開封の「お酒」

5つ目がお酒。こちらは「貰ったお酒や飲まないお酒は一度買取店に持っていこう!!」でもお伝えしたように、実は買い取りが可能。
さすがに未開封に限りますが、大掃除や引っ越しの際に、押入れの奥に眠っているお酒を発見することがあるかもしれません。

種類はブランデーやウイスキー、ワイン、シャンパン、日本酒など何でもOKですが、以下の場合のみ買い取りは不可です。
・開封済み
・製造から1年経った日本酒
・賞味期限切れ(ビールや発泡酒など)
・目減りが激しいもの(ブランデーやワインなど)

お酒も、時計やバッグ同様名前の知れたブランドに高価買取が期待できます。Remy Martin(レミーマルタン)やHENNESSY(ヘネシー)、CAMUS(カミュ)、MARTEL(マーテル)などが人気ですね。
容器にバカラクリスタルを使っているものだと、さらに期待ができます。

まとめ

いかがでしたか?

一般の方にとっては「そんなものが売れるの?」というアイテムがあったかもしれません。

自分にとっては不要なものでも、ある方にとっては重要なもの。その差が買取業界を盛り上げているとも言えるので、もし上記のアイテムがお宅に眠っている場合は、お小遣い稼ぎとして、ぜひ活用しましょう!