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買取価格アップも可能? バッグやお財布のお手入れ&リペアの裏ワザとは?
買取店に持ち込まれるアイテムとして、代表的なのがバッグやお財布。
そしてバッグや財布の査定は、たとえブランドや希少価値の高いものでも、「状態」が大きく影響します。
つまり、ちょっとした日頃の手入れや、売る前のメンテナンスで買取価格がアップする可能性が大。
もちろんこうしたことは、売る際だけでなく、ご自身の持ち物をキレイに保つ時にも役立ちます。
そこで今回は、お手入れの裏ワザとしても使える、バッグのお手入れやリペアについてご紹介します。
こんなに違う?
状態による価格の差
引用元:https://www.photo-ac.com/profile/529737
まず、査定される際の「ランク」についてご説明いたします。
Sランク(新品) | 開封していない状態 極端に言えば「買ってすぐに持込まれた」状態 |
Aランク(新品同様・新古品) | 開封または使ってはあるが、使用感がほとんどない状態 |
Bランク(中古良品) | 使用感はあるが、キレイにメンテナンスされている状態 |
Cランク(中古品) | 使用感や汚れが目立つ状態 |
言うまでもなく、この順番に査定はダウンしていきます。
人気度や発売時期にもよりますが、同じものでも状態次第でSランクが10万円、Cランクでは1万円になることも日常茶飯事なので、状態は非常に大切な要素です。
実際にはこの4つに分けきれないので、「SAランク」「ABランク」など中間のような呼び方もあります。
また、よく買取店に「一度も使っていないので新品です」と持込まれることが多いのですが、この業界の新品は表のように「梱包を開けていない状態」のこと。
極端にいうなら、買ってきたその足で買取店に売りに行く=新品なのです。
さて、バッグの状態が表れやすい箇所は、主に「汚れ」と「角スレ」です。
特に持ち手は一番傷みやすい部分なので、全体的にキレイでもここで差が付くケースも多く、角スレでも同じことがいえます。
では、できる限り汚れや経年劣化を目立たせない、具体的な方法に入っていきましょう。
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買取査定アップを叶えるメンテナンスのススメ
引用元:https://www.photo-ac.com/profile/43626
1.専門業者に頼む
お手入れしてでも査定アップさせたい場合、バッグの素材はほとんどが革になるでしょう。
革は、洋服のクリーニング同様、専門業者があります。
ネットで「リペア」「修理」「角スレ」「持ち手」「バッグ」などで検索し、相談したりクリーニングやリペアをお願いしましょう。
ただし、ひと手間かけることで査定アップとなることもありますが、モノによってはクリーニング代の方が高くつくことも。
そんな時は、買取店でそのままの状態で鑑定してもらい、修理代との差を計算してみるのもオススメ。
もし鑑定に行きづらいのであれば、LINEや電話での査定を活用するのもいいでしょう。
2.高級ブランドは絶対に直営店へ!
ただし、高級ブランドの際は、絶対にそのブランドの直営店にリペアを依頼すべし!
なぜなら、素材や薬剤が純正のものではないため査定に響いてくるのです。
特に三大ブランドの「エルメス(HERMES)・シャネル(CHANEL)・
ルイ・ヴィトン(LOUIS・VITTON)は、直営店以外でのメンテナンスは絶対にNGです!
引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/brandear-store/
「直営店で直していませんね」の一言で、査定は大幅ダウン!
ですから高級ブランドに関しては、必ず直営店でリペアをしましょう。
「色を塗り直す・塗り足す「リカラー」についても同じです。
とはいえ、直営店での修理はメリットもあります。
直営店でのリペアは、コピー品は受け付けてもらえないので、修理をした時点で「本物である」と認められ、修理証明書があることで買取店での信用もアップするのです。
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エルメスやシャネル、ヴィトンなどの高級ブランドのリペアは、必ず直営店に頼もう!
バーキンのリカラーを必ず買取店に依頼するべき理由
大事なバッグのメンテにも◎
自分でできる簡単なお手入れ
引用元:引用元:https://www.photo-ac.com/profile/43626
では、お店に頼まないセルフメンテナンスの方法をお伝えします。
日頃のお手入れとしても役立ちますよ。
まず、革製品に関しては、革専用のクリーナーを柔らかい布につけ、優しく拭きましょう。
忘れがちなのが、バッグの内面!
よく見ると、口紅や筆記用具の跡、皮脂汚れがついていたり、隅の方や縫製の間にホコリがたまっていることも。
汚れに関しては、食器用の中性洗剤が活躍します。
水で薄めた洗剤を柔らかいスポンジに染みこませ、力加減を調整しながら汚れを落としましょう。
また、ホコリは中性洗剤+スポンジでのお手入れのほか、歯ブラシなどで優しくこすって落とすのもいいですね。
コットンやキャンバス素材のバッグは、買取店によっては通常の洗濯のように洗うこともあるそうなので、期待せずに売るようなアイテムであれば、試してみるのもいいかもしれません。
汚れやカビを防ぐためには、こうしたお手入れのほか、日々の取り扱いも重要です。
使ったあとは、柔らかい布で汚れやほこりを落としておいたり、陰干しして湿気をためないようにしましょう。
使用しない時は、バッグの中に詰め物と乾燥剤を入れ、保存袋や柔らかい布に包み、湿気の少ない場所に保管するといいでしょう。
ただし、自分でのお手入れは所詮素人の域ですので、無理はしないこと。
日頃から買取店の人と仲良くなっておくと、よいメンテの方法を教えてくれるかもしれませんよ。
ちなみに…買取店には食器類が持込まれることも多いのですが、食器も事前に汚れを落としておくと、査定アップに繋がります。
食器の場合、一番脱目立つのは外側の底部分(和食器でいう糸底)なので、漂白剤(ハイター)に付けておくと美しさがよみがえります。
さらに宝石も事前メンテで査定アップが望めるアイテム。
こちらは金・プラチナであれば、中性洗剤での変色はないので、ブラシなどでゴシゴシこすっても大丈夫です。
とはいえこちらも、あまり無理をしないように。
特に金や銀といった素材が使われている時は、変色が心配なので、辞めておいたほうが無難です。
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まとめ
以上、バッグやお財布は、状態が価格に影響してくることと、査定アップするために、専門業者や自身でのメンテナンスに効果があることをお伝えしてきました。
ただし、高級ブランドに関しては、却って査定ダウンに繋がるため直営店でのリペアが必須。
そして、日頃から使ったあとは汚れを落として湿気を飛ばし、保管する時も専用の袋に入れて大切に扱いましょう。
高級なものでなければ、中性洗剤やブラシ・スポンジを使って汚れを落としてもいいですね。
ただし、やはり素人のお手入れにはなるので、あまり無理をしないよう。
査定は見た目も大事です。
少しでも金額アップするために、自分でもできる限りのことをして持ち込むことをオススメします。
トップ画像引用元:https://www.photo-ac.com/profile/1689649